日記

ポルノグラフィティとジャンプとアドベンチャーゲームとお笑いで生きています。ツイッターに書きづらいことを書く予定です。

2022年7月11日のカフェイレの書き起こし

今週のカフェイレからアルバム『暁』に関する部分を書き起こしました。全曲解説とかではないですが、ジャケットの意味やリリース間隔、セットリストに関する話が面白かったので。「暁」という単語のアクセントの話とか、ちょこちょこ割愛した部分もあります。質問コーナーでメール読まれた人のラジオネームは伏せてます。

 

ここから書き起こし

 

晴一:えー、『暁』のプロモーションも、始まりまして、なんか久しぶりにテレビ出たなぁっていう気もしますし、「MUSIC DAY」かぁ、久しぶりに出たと思うし、今日この前、スタジオ入る前、服買いに行く前(※)、えーと、久しぶりのプロモーションの取材も受けてきましたけれども、も~、13曲入り?15曲入り?15曲入り。で、全曲解説とかしろって言われたら、しんどくて。

※オープニングトークで服を買いに行った話をしていた
今浪:(笑)
晴一:二人じゃけさ、まぁ交互に答えるんだけど、それでも2時間半くらい、まぁ、全曲、その、ライナーノーツみたいな、解説みたいなのと、他にインタビューとかで2時間くらいやったけど、当たり前に取材受けたりプロモーションしようたりすると、まぁテレビ局行ったり、ま、テレビ出たり、インタビューしたりするのがまぁ、体も慣れとるわけじゃけど、それにもう慣れてないけぇ、なんか、テレビ出るのも緊張するし、取材も、2時間喋るのって凄い大変だし、でしかも、難しいところもあって、覚えてないとかがまずある。「この曲をどういう時に書きましたか」って言われても、う~~~ん、「最初はこう書こうと思ったけど」くらいは覚えてるけど、そっからいつも言うように、アトリエとかでソファに七転八倒しながら書いて、その、このいくつか頭の中で展開されて今の歌詞になってるけぇ、なんで展開したかまでは覚えてないわけよ。「なんでこれ書いたんだっけなぁ」ってのもあったり、1番難しいのは、これもインタビューで言って被っとるところもあるけど、まぁそれは良いんじゃないかと思うんだけど、「このアルバムはどういうアルバムですか?ポルノにとって。どういう位置づけになりますか?」みたいな、とか。ライブの、ツアーの前ではあるんだけど、「どんなツアーになりますか?」とか。けど、これって全部、聴いてもらわんと、聴いてもらって、聴いてくれた人の受け取りと反応で全然変わってくるわけじゃん、そりゃそう、じゃん。例えば「アゲハ蝶」、まぁなに、こないだ(※)やった「アゲハ蝶」も出す前は他の一曲と一緒だったけど、やっぱり受け取ってくれる人が多くて、今も、まぁカラオケとかでも歌ってくれよるんやろ?で、特別な立ち位置の曲にはなってるわけよポルノにとって。だから今回のアルバムとかも、まぁ、あと1か月くらいで出るのかな?

※7/2の「MUSIC DAY」。「アゲハ蝶」と「テーマソング」を披露。
今浪:もう1か月切りましたねー
晴一:で、それをどういうアルバムになるのかっていうのは、まぁほんまに、聴いてみてくれて、で、ツアーでやってみて、反応を見て、やっぱりそれでこう、全然変わってくるから、まぁそれって答えなんだけど。改めてそう思ったね、作った時はもうそれで終わりじゃけぇ、「作った。喜んでくれたら嬉しい」くらいだけど、この後どうなるのかは、まぁ出してみてだし。(略)『暁』がまだなかなか出んなぁと思うんだけど、あと1か月弱もあるんだもんね。まぁ是非皆さんの手元に、届いて、まぁ、手元にも届いたらええし、心にも届いてくれたらいいなと思っておりますけれども!

(略)

晴一:さて、今日はまずこちらについてじっくりお話させてください。ポルノグラフィティ、ニューアルバム『暁』。発売日8月3日が近付いてきて様々な情報が発表されました。そちらについてじっくり触れてみたいと思います。まずはジャケット写真公開になりました。デザインはBlu-ray・DVD付きの初回生産限定盤と通常盤の2種類になります。今回はね、これねぇ、「暁」はね。夜明け前なんだよね、本当は。だっけ表現が難しいんよ。朝日だったら朝日じゃろうし、夕陽だったら夕陽じゃろうし、宵だったら夜だし、でまぁ、「暁」は「なんか明けそうな雰囲気がある」みたいな、微妙な状態のわけよ。なんか、だから、ジャケットも、本当はこう、パッとイメージすると朝日みたいなイメージになるんだけど、「朝日じゃないんだよ」ってとこからこの微妙なニュアンス、まぁ今これ、今浪くんが見よるのは白黒だけど、まぁ色も含めて、なんか、「あの向こうの」、「その向こうに」夜明けがあるんじゃないかっていう状態の雰囲気を出したジャケットになってるんじゃないかと思います。そして収録楽曲は前回お伝えした通り15曲。『BUTTERFLY EFFECT』以降にリリースされた、配信を含む全シングル楽曲です(※) 1番古いのは「カメレオン・レンズ」か。そっから全部入っております。

※言うまでもなくシングル曲だけではない。シングル曲6曲+アルバム曲9曲

初回生産限定盤にはこれまでライブで一度も演奏したことがないレア楽曲の中から、数曲を厳選してスタジオセッションライブをした模様を収めた映像作品「スタジオセッション 稀・ポルノ(グラフィティ)」。「稀」。「稀な」「稀に見る」の「稀」ね。これはね、「Stand for one's wish」「むかいあわせ」「オニオンスープ」「サマーページ」の4曲を実際スタジオで演奏したものが、入っております!

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そして、「ブレス」「Zombies are standing out」「フラワー」「テーマソング」の4曲のビデオクリップも収録しております。色々ついておりますよ。まぁこの時代だからね、CDを買ってくれる人に、まぁ何らかのね、感謝の(笑)、意味を形にしたってことなんでしょうね。もう、ほんまに今、CD買ってくれる人って、稀ファンだよねきっとね(笑)

今浪:昔よりもコレクションの気持ちも大きくなりましたよね。
晴一:あぁそう。
今浪:楽曲を聴くってのももちろんあるけど、
晴一:あぁそういう意味ね。
今浪:コレクションとしても持っておきたいっていう。
晴一:映像も含めてっていうことね。まぁほんまに、CDか配信かみたいな時代が、まぁやっぱり、20年やっててね、CDにコピーコントロールがついて、MDに編集してほしくない、ま、それは俺たちのアレじゃなくて、まぁ業界の、から、じゃけぇ、CDから、インストールして、インストール言わんか、落として、パソコンにね。そっから配信になって、ストリーミングになって、もうCDか何かじゃなくて、もうCD買わ……、なんていうかなぁ、愛の塊っていうか(笑)だって、CDプレイヤー持ってない人、DVDプレイヤー持ってない人いっぱいおるよ。そんなかで、CDを手に取ってくれる人っつーのはまぁ、もちろんね、配信やなんやで聴いてくれても、そりゃ楽曲は届くからそりゃ嬉しいんですけど、稀、稀ファンの方、是非CDも手に取ってみてください。これ収録曲も、なんか説明した方がいいんだろうけど、ついさっきまでなっがいインタビュー受けよったけぇすげぇしんどいな。
今浪:(笑)
晴一:すげぇしんどいな。何か聴きたいことある?
今浪:一番最後に完成したのはどれなんですか?
晴一:「証言」。
今浪:「証言」、14番目ですね、14曲目。
晴一:……「ジルダ」!
今浪:「ジルダ」!13曲目が最後に完成
晴一:「ジルダ」です!はい、「ジルダ」が一番最後です。
今浪:完成した時とかは、普段はちょっと美味しいもの食べにいこうかーとかはあるんですか?
晴一:いや今回は流石になかったけど、なんかいつまでも歌詞書きよった感じがするなー。なんか、「何曲入れるかも自由です」、でまぁ、岡野くんのそのまぁやっぱ、制作意欲もあるんじゃろうけぇ、なんかどんどん曲が来て、どんどん、俺何曲歌詞書きよるんだみたいな感じだったような(笑) で、「ジルダ」を書いて、「これで終わり」って言われて、「(やっと)これで終わりかー」と思ったのはあったな~。まぁでもこの最後の曲は凄い面白い、…面白い?ん~、きっと良いって言ってくれる人も多いんじゃないかなぁと期待している曲の一つですけれども
今浪:んー、後は、例えば「カメレオン・レンズ」とか「テーマソング」なんていうのは、もう、あった曲ですよね?
晴一:はい。
今浪:でもこう、久しぶりに、こう、聴いて、歌詞ってこういうのってもっとこうしたいなとか思ったり出てきたりしないもんなんですか?
晴一:あのねぇ、「フラワー」がねぇ、やっぱり…、「フラワー」良い曲だと思うのよ。良いアレンジだと思うし。ね、えっと『こんな夜更けにバナナかよ』のやつで、その主人公の人に凄い思い入れを入れとったけぇ、ま、これ自体には効果はないけど(? 上手く聞き取れず)、これもうちょっとラブソングに出来たかなとかはあるけど、
今浪:なるほどぉ
晴一:あるけど、まぁ、これ「カメレオン・レンズ」「テーマソング」「フラワー」「ブレス」「VS」か。
今浪:「ゾンビ」も、まぁ既発ですね
(中略)
晴一:まぁでも、既発曲も、まぁ、タイアップに対して、タイアップに対して書くのってそんなに嫌いじゃないんだけど、こればっかりになるとちょっと。タイアップの曲って、基本的には、まぁタイアップによるけど、恋愛じゃない方が良いって言われることが多いのよ。そらポケモンそうじゃろう。
今浪:まぁそうですね。
晴一:とか、えーと、「VS」で言うと、『MIX』か。で『MIX』は、あだち先生の、特有のあの、独特の関係の胸キュンラブコメだから、そこに、恋愛の曲を書くと、なんかね、バッティングするわけ。微妙に近しいけど違うっていう。物語と、ラブコメだからラブも入ってるけどラブソング書くとそこと話が違ってくる。だから、違う方に振った方が良いとか、そういうことになってくるから、ラブソングが意外に少ないなと思って。今回の収録曲とかには逆にラブソングを多めに書きたいなと思っているところもあるから、こういう、まぁまだタイトルしか発表になってないけど、意外にラブソングが多いんじゃないかなと思っておりますけれども!これは来週聴いてもらえるってことね。来週「暁」が。まぁこれ後で言うんかもしれないけど、来週アルバム『暁』の中から「暁」を聴いてもらえると思います!

(CM)

晴一:月刊音話!今週はニューアルバム『暁』に関する質問に答えていきたいなと思っておりますけれどもー、〇〇さん××市の方です。
「(略)5年ぶりのアルバムということで質問です。ポルノグラフィティの2人やマネージャーさん達とでアルバムをリリースしましょうという話になって制作作業が動き出すんだと思いますが、どういったタイミングでその話がスタートするんでしょうか。ポルノグラフィティのアルバムのリリースは今回は5年ぶりでしたが、その前の『BUTTERFLY EFFECT』は2年ぶりでした。その前の『RHINOCEROS』は3年ぶりだったと思います。バラバラなので気になりました。良ければお聞かせください。よろしくお願いします」
……え、ということは、10年で3枚しか出してないってこと?
今浪:まぁ、そうですね。
晴一:2022年から、あ、違う2012年から考えると、3枚しか出してない
今浪:出してる方っていうか、まぁそんくらいじゃないんですか?
晴一:そんなもんでしょう
今浪:3年に1枚くらいが、まぁ、良いペースな気ぃしますけどね
晴一:だから、最初が早すぎたんだって!
今浪:はははは(笑)
晴一:年にアルバム1枚ー、シングル3枚か…、3枚くらいー、でツアー、40本くらいのツアー1本ー、で、このアルバム・シングル出したら普通の雑誌から、タウン誌から、ラジオから、テレビから、フルプロモーションでやりよったのが、そら、分かるよ。野球で言うと、最初は2軍で足腰作れ!みたいなことやろ。
今浪:(笑)
晴一:大切だったと思うけど、やっぱね、多少こうベテランになってくるとね、こう、キャンプ入って投げるんは第2クールになってからにしようかみたいなことになってくる
今浪:じっくりあっためてからね(笑)
晴一:そういう意味で言うとぉ、たしかにまぁ、どういったタイミングでアルバムリリースしましょうっていうのは、ま、レコード会社、まぁ、スタッフ・マネージャー含めてスタッフの方が時を見よるんじゃないかな。機を、機を見てるんじゃないかなと思うし、まぁそろそろ出しますかっていう。「出さない」っていう、俺達には主張もないし。だからといって1年に1回アルバムを出すようなフェーズかって言われたら、まぁそうでもないし。サボりたいとかじゃなくて。…で今回のはまぁコロナもあったけぇね。コロナでまぁ、コロナっていうか、まずドームが終わって1年間、まぁ期限は切ってなかったけど、まぁちょっとゆっくりしようやっていう期間もあったから、「あ、5年も空いたんだ」っていう感じでは、……あるなぁ~。だって、2020年までは、ん?19年あれ?ドームって?19年まではツアーもその年3本やってるし。ホールツアー、あ、違う、ツアーっていうか、ホールツアー、アリーナツアー、ドームやってるから、フルでやりよったわけやけぇ、まぁ言ったって自分らの中では、2年間くらいよ。なんかゆっくりしたなぁと思うのは。で、だからそんな感じです。なんか「そろそろ出す~?」みたいな(笑)
今浪:(笑)
晴一:「そろそろ出す~?」、あのー、多分風呂好きの人の半身浴みたいな感じじゃない?「いつ出てもええんじゃけどぉ!すぐに出るんはちょっとアレやしぃ。ちょっと…」みたいな(笑)。ニュアンスじゃあそんな感じ。合ってるかな(笑)
△△さん□□市「(略)今回のアルバムリリース決定と同時にツアーも発表になりましたね。どんなミュージシャンでも、アルバムが出た後のツアーは、そのアルバムからの曲をメインにライブすると思います。その時にCDの曲順とライブでの曲順が違うのは珍しくありませんが、曲順を決める時、CDとライブでは違いなどあるんでしょうか?アルバムをしっかり聴いてからライブ行きます!」
ありがとうございます!あー、曲順を決める時にCDでの曲順を気にすることもあんまりないけど、やっぱり、あのー、アルバムで、まぁ敢えてどれとは言わんけども肝になるみたいな曲はあるから、それはライブでもやっぱり重要なところで、まぁ一番こう、その聴かせれるところでやろうとすることが多いですよねぇ、きっと。

しかもまぁ、アルバムのツアーになるので、過去の曲、このアルバムに入っていない過去の曲をどう鏤めるかみたいなことも、凄い重要になってくる訳ですよ。やっぱり、その、まぁもちろん、アルバム、△△さんみたいに聴きこんでから来てくれる稀ファン、まぁ多分CD買ってくれる、「アルバム買って」って書いとるけぇね、この稀ファン、ばかりではないから(笑) やっぱり昔の曲しか知らない、この、知り合い、ファンクラブの人に連れて、誘われてきた人みたいなのがあるけぇ、その人は、そういう人たちは、まぁ「ポルノは知ってるけどあの曲しか知らな~い」みたいな人も当然おるから、まぁその人たちにアルバムの曲で楽しんでもらえるのが一番だけれども、まぁとはいえ、この曲あの曲、まぁ何曲か知ってる、その何曲の内の何曲かは聴いて帰ってもらいたいみたいなのもあるから、その辺のバランスなんじゃないかなぁ。

で、アルバムの曲をどうするかになるけど、自分の、まだ、今回俺セットリスト考えてないけど、基本的な姿勢としては、やっぱりアルバムの曲順にしたいよねぇ。そのー、重要なところは、アルバムの曲にしたいよねー。前半でアルバムの曲やってー、「ごめんごめんごめん!知らん曲ばっかりでごめんね!今から知ってる曲やるね」で、盛り上がって終わりみたいな感じじゃなくて、アルバムの曲で、なんか、聴かせられたり、盛り上がれたりするような、ツアーにしたいし、逆に言うとぉ!あのー、まぁロマンスポルノって名前付けてるけど、スペシャルライブね。まぁ、さっきも出たけどドームであるとか、まぁアリーナツアーとかは、どっちかって言ったら「全方位」で、稀ファンの方も、稀ファンの逆何?えーと、稀じゃないとしたら、稀じゃないファン、まぁいいや(笑)稀じゃないファンの方も、楽しんでもらえるようなセットリストにするけど、ま今回は、どっちかって言ったらやっぱり、アルバムを中心にやりたいとは思っておりますけれども!

 

書き起こし終わり