日記

ポルノグラフィティとジャンプとアドベンチャーゲームとお笑いで生きています。ツイッターに書きづらいことを書く予定です。

10/08のカフェイレの書き起こし

書きかけの記事が色々あるのですが、昨日のカフェイレでの今冬のアリーナツアーのセトリについての話が面白かったので書き起こします。例によって敬称略。

 

晴一:今回の、今、もうすでにえー、アイディア出しとかをやってて、色々話し合って、まぁ今とりあえず第一稿の選曲してみるわみたいな感じの段階なんですけど、凄い難しくて。元々は、まぁこのツアー話しよる時に、サブスクが解禁になった。で、サブスクっていうのは本当に曲が横並びになるから、シングルとかカップリングとかアルバム曲とか関係なく、まぁ横並びになる。どれにもアクセスすぐ出来るわけじゃん。やっぱり、シングル曲、普通にCDだとシングル曲、タイトル曲っていうのがやっぱりみんなの目や耳を引くことがあって、そのカップリング曲とか、なかなか日の目を浴びないこともあったりするんだけど、サブスクになると全部横並びになるし、しかも今回のライブの凄い特徴だと思うんだけど、オリジナルアルバムがないのよ。
今浪:あぁそうですねぇ。

晴一:普通のツアーはオリジナルアルバムをリリースしてからその後にやるけぇ、オリジナルアルバムをどう表現するかっていうところから始まり、んで、それで、12曲くらいが大体埋まるじゃろ、まぁ10曲ちょいが埋まるじゃろ。それで、やっぱりライブだから知らん曲ばっかってのもアレじゃけぇ、過去の有名曲とかシングルが四十何枚出とるけぇその中から、まぁやっぱり言っても10近くはシングルをやることが多いよね。ほんなら、それじゃない曲ってやっぱ2,3曲とか、そういう割合になることが多いんだけど、今回はそれがないけぇ、この何曲あるんねポルノ、300曲近くが全部フラットに並んとるわけよ。で、やってない曲もあるし、ま、やってない中でもやりたい曲もあるし、それバーッと並べたらそれだけで4,50曲あるわけ。分かる? 特にライブでも披露したことが少ないとか、やったことがないとか含めて、なら、でも、それだけでライブをやるわけにはいかんわけよ。

今浪:そうっすねぇ。

晴一:やっぱライブ来てたら、知っとる曲も聴きたいっていう。俺もそう。サザンのライブ行って、サザンのライブなんて5回や10回くらいは見たことあるかもしれないけど、やっぱり「いとしのエリー」が来ると、来てよかったって思うもんね。という気持もオーディエンス側に回るとあるけぇ、ただ、この機会だからやってみたい曲もあるっていう。で、難しいライブにもしたくない別に。マニアックな、ただ、マニアックな要素はきっと絶対入ってくるツアーになると思うんよ。それが面白いんじゃろうなぁと思うけぇ、まぁこのカフェイレ、わざわざこの月曜日の11時にチャンネルを合わせてくれてる方とかは、沢山の曲を知ってくれてる方も多いと思うんだけども、是非そうじゃない方たちになるべく、こう、広く色々聴いといてほしいなぁっていう。あんまりその、ネタバレみたいなことになるとアレじゃけど、うーん、まだ曲全然決まってないけぇ、この前にえっと何週間か前にこのラジオでもレア曲みたいなのをかけていったし、今日もいくつかかけるんじゃろうけど、それが出題されるとは限りません。テスト出るとは限りません。けど、こんなかにもヒントはあるかもしれんけぇ、是非広く聴いてもらえたらいいなと思いますし、どんなアリーナツアーになるのか…、

じゃけ、「ジレンマ」をやるかどうかなんよ。

今浪:あー、そっか!

晴一:分かるよ。

今浪:それこそねー、来たら聴きたい。最後にね。聴きたい曲ですよね。

晴一:「ジレンマ」っていう曲をライブの絶対最後にやるんだけど、それが、俺アンケート見るけぇさ、それがあるから最後アホになって帰って、昭仁がアホになれみたいなこと言って、それがやったからポルノのライブに来た、来た気になったっていう、ま、よく来てくれるファンの方、もちろんね、満足度が上がるじゃん。だけど、中には聴き飽きたって人だっておるし、そればっかり毎回やるけぇね。限られた曲数の中で必ず1曲はそれがとるわけじゃん。でも「ジレンマ」聴けんかったら、ポルノに来た、ライブに来た気がしませんっていう意見も聞きたくないし。ないんよ。この辺はちょっとこう、臆病な俺もいるわけよ。でも、「ジレンマ」じゃないラストみたいなことがやるとまた新しいライブに出来たりする。これ今、最後の曲いうんは象徴的な話なんだけども、各コーナーでそういう悩みがね、凄く多いなと。多いんよ。「ジレンマ」の壁よ。「ハネウマライダー」の壁よ。ハネウマをやるかやらんかよ。やっぱやったら盛り上がるの分かっとる。盛り上がるし楽しんでくれるの分かっとるんだけど、

今浪:「Century Lovers」が、ある時からちょっとない回とか出てきたじゃないですか。

晴一:そうですね。

今浪:あれも結構悩みの壁でしたよね当時ね。

晴一:そうそう、あのー、FuFuが言えなかった、もうねぇ、ちょっとフリートーク長くなるけど、しかもこれ、あの、ポルノの「しまなみテレビ」じゃ、「ポルノグラフィティ」の2人のうち1人として喋るけぇ、なかなか公式見解みたいになる。ポルノグラフィティのとこで喋ると。

今浪:よりちゃんとした見解になりますね(笑)

晴一:一応もちろんここでも「ポルノグラフィティの晴一」として喋るけど、ま、個人的な見解。ね。ポルノの公式見解じゃなくて。本当にこう、全員を満足さすことってすげぇ難しいんよね。で、まぁ普通のホールだったら2千人、アリーナだったら8千人くらいおる中の、で、アンケートを書いてくれる人がおるとする。そんなかでほんまに、この1曲がなかったことでもうほんま来るんじゃなかったっていう、そういうその曲、それは「Century Lovers」だの「ジレンマ」だの「ハネウマライダー」だのなんかわからんけど、とにかくこの曲を聴きに来たのにそれをやってくれなかったことが残念、それだけその曲に思い入れを入れとった人のアンケートとか読むと、もう心が痛いのよ。ただ全部は出来んし。全部は出来んし、うーん、それは俺が常々思うことだけど、ま、誰が見ても文句は言えない、ま、ポルノの曲は多いし、もうライブ経験も長いけぇ、まぁライブで人気がある曲、ファンの人が好きであろうっていう曲はなんとなくこう二十何曲ならピックアップ出来るけぇ、というライブをやることだって出来るんだけど、それって現役じゃないじゃん。やっぱ「今」っていう自分の気持ちとか、「この先」とかってみたいなことを考えると、泣く泣くセットリストに入らん曲はある。定番の曲でも。だけ、今、今浪くんが言った「Century Lovers」でFuFuとかも、必要じゃなかったら別に、他のもんでそれが補えるんだったら、外してもええと思うんじゃけど。喜んでほしい、良かれと思ってやったことが、全部の人の満足にならんみたいなことめっちゃあるけぇ。しかも、そこを完全に無視して、俺がやりたいことやるんだってほど、心も強くないし。みんなに楽しんでほしいっていう気持ちと……みたいなことね、セットリストを決める時のね、思い悩むのは、今回は凄いね。何でも出来るけぇ。はい、どんなツアーになるのか。ただ、大事なことなので繰り返しますが、是非、広く聴いてもらえたらいいなと思います!

 

ここでフリートークコーナーは終わり。CMに行きますが、CM後もセトリに関わってくる話でした。

 

晴一:今日は10月8日。ポルノグラフィティにとって26枚目のシングル、「Love,too Death,too」がリリースされた日です。2008年の10月8日リリース。この曲をやった時は…、PVがかっこいいよねこれ。なんか、曲芸師みたいな人がスローモーションで出てくるみたいな、かっこいいPVだったなぁということを覚えています。これも、個人的な見解で、まぁポルノのマニアックな情報をお聞きになりたい方は、向けなんだけど、「Love,too Death,too」とかがこう、ライブになかなか登場せんのよ。これが何でか。これ別に曲はかっこいいと思うし、ファンの人も好きな人が多い曲だけど、これはね、俺の個人的な見解よ、ギターが退屈なのよ。

今浪:あー、そうなんですね!

晴一:ずっと刻み続ける。この後聴いてもらうけど、それは曲にとってはそのギターが重要なんだけど、

今浪:はい、その、同じリズムがですね。

晴一:同じリズムでずっとやるのが曲にとっては重要なんだけど、ライブで、とか、リハーサルで、何百回もやるわけじゃん。

今浪:あー、そうですね。

晴一:それにとっては退屈なのよ。で、だけ、違うの、もうちょっと言わせて。退屈だから抜くわけじゃなくて、バーッて曲がある中で、別に俺だけが曲を決めるわけじゃないよ。昭仁も決めるし、スタッフも決めるんだけど、俺が強く推すことはないわけよ。俺がもし強く推す曲はやっぱギター弾いて楽しい曲を自然に推しよるわけじゃけぇ、これ退屈だからはねるってよりは、弾きたい曲を推すことが多い。昭仁は歌いたい曲を推すことが多い、歌が、歌が面白くない曲がポルノの中にあるかはどうかは分からんけど、ま~言うてもあるじゃろうね、その、順位はあるじゃろうね。こういうの表現してみたいとか。で、スタッフ側からは、ちょっとこういう曲はしっかりセットリストに入れてないと初めて来たお客さんのためにも、みたいなこの中で、このせめぎ合いの中で、なかなか出てくることが、少ないんじゃと思うんよ。選曲してて思うわー、はい。という、個人的な見解があったりもしますけども。