日記

ポルノグラフィティとジャンプとアドベンチャーゲームとお笑いで生きています。ツイッターに書きづらいことを書く予定です。

週刊少年ジャンプ14号感想

1週空いちゃいました。まぁ毎週書くぞと義務感で書いてもしょうがないので。

 

【呪術廻戦】

芥見下々先生待望の新連載!!

NEXTに載ったデビュー作『神代捜査』から応援していたのでものすごく嬉しいです。

神代捜査、NO.9(増刊)、NO.9(本誌)、ヴァラバルジュラ(金未来杯)、呪術高専GIGA連載)を経て、ようやくの本誌連載。

今作は呪術高専がベースとなってますね。GIGA連載から本誌連載に漕ぎ着けたのは初めてです。まぁそのおかげで呪術高専の単行本化の話がどっかいってるのがなんともという感じですが…。いやまぁ新人のGIGA連載の単行本なんてよほどのマニアじゃないと買わないけれども…。

 

肝心の内容ですが、ざっくり言えばジャンプのテンプレだなってことにはなるんです。「身体能力が高いがあくまで一般人の主人公が、化け物や霊的なトラブルに巻き込まれるも、その化け物なりなんなりの力を取り入れてそいつを倒す」というのはわりとよくある。まぁ正直BLEACH思い出した人も多いと思う。僕もぽいなとは思った。「(化け物取り入れて人間じゃなくなったから)お前は処刑だ」ってのもわりと直近のアマルガムと被ってるし。

ただ、今作のいいところは主人公・虎杖悠仁のキャラではないかと。爺ちゃんの「お前は強いんだから人を助けろ」という呪い(遺言)によって自分の力をどう使うべきか考えて、爺ちゃんの死によって「知ってる人は正しく死んでほしい」と思うようになったというのが描かれているので、ピンチの友人たちを助けに向かった理由に納得が出来ます。よく「主人公だから主人公らしい行動取ってるだけ」にしか見えない漫画がありますが、そうはなっていないでしょう。

あとは良い意味で淡々としてるところ。「呪いは呪いでしか倒せない」ならば「俺も呪力があればいいじゃん」と友人を助けるために最短で合理的な判断を下して、両面宿儺の指というあからさまにやばそうな呪物を食べれてしまう。ここでどうしようどうしようっつって迷っておろおろしてたら多分人気出ないでしょう。その意味では呪術高専の乙骨から主人公を変えてきたのは良かったかも。乙骨は4話かけて精神の成長が描けてたので全然悪くなかったんだけど、本誌ではということ。

 

ずっと応援してただけあって完全に贔屓目で見てるんで、客観的な評価がどうなるかは分かりませんが、とにかく生き残ってほしいです。「○○っぽい」ってのは1話だからしょうがない面もあると思うし、芥見先生はこれまでオリジナリティーのある作品を描いてきてるからこれからでしょう。

 

約束のネバーランド

猟場編も終盤なのか、鬼たちへの反撃が始まりました。

僕の中でネバーランドは脱獄してからずっと、「面白い…のか…?」って感じで、ノリ切れないんですよね。なんか今週も鬼急に弱くなったんとちゃいますかと思っちゃってな…。

こないだの鍵開けてミネルバさんからの遺言聞いたとこみたいな、話の核心に迫るような部分は今でも楽しめてるんですけど。まぁそこが楽しめなかったらこの作品に興味がないってこととほぼ同義なんで当たり前でもあると思うんですが。

 

Dr.STONE

ゲンがこんなに良いキャラになるとはなぁ…。こういうトリックスター的なポジションのキャラほどおいしいやつはいないっすね。そのうち死にそうだけども。

 

【アクタージュ】

れ、煉獄さん……!?

 

アクタージュはあんまり面白いと思ってなくて、特に黙って見てる町人が出来ず飛び蹴りのあたりは「いやいやそれはないっしょ」とドン引きしかけたんですけど、嫌いではないです。

逆張りというわけでもないんだけど、漫画のキャラでさえちょっと理に適ってない行動取ったり、(後の成長に繋がるようなものであっても)何か失敗したりするとめっためたに叩かれる最近において、アクタージュのキャラはどいつもこいつも尖ってるし、思い切った台詞回ししてるなと思うんで、その点は良いじゃねーか!って。いや、キャラと台詞が合ってないなぁ言わせてるなぁってのも少なくないんでそこは好きじゃないんだけど。

 

【ボーズビーツ】

1話以降どうも目立ってない、空気になってる感が拭えないボーズビーツ。

なにやらお母さんが出てきましたね。いきなり核心に迫る話を始めるのか…?大丈夫なのか…?

 

【青春兵器】

最終回。遂にこの時が来てしまいましたが、まぁ展開的にも想定内だったし覚悟は出来ていたので、あまりショックではないですね。ここまで続いたのが奇跡みたいなものでもあるし。

青春兵器は単純にギャグが面白かったので好きでした。「人を傷つけないあったかいギャグマンガだから読んで!」みたいなツイートをたまに見かけたりしましたが、このご時世だからそれがアピールポイントになるのも分かるけれど、人を傷つけない笑いだから好きってのは僕は理由としてどうなのそれって思いますね。単純に面白いかつまらないかで判断したいものです。人を傷つける笑いでも別にいいよ。ハマーさんいじり好きだったし、なんなら勇者学のブタいじめも嫌いじゃなかったよ。

 

話題が逸れましたけど、長谷川先生本当にお疲れさまでした…!次回作も楽しみです。

 

【ソーマ】

「大事な試合だってのに準備がちゃんと出来てない」ってソーマで結構よくある展開だなという印象ですが、これあんまり好きじゃないというか…。「準備が間に合わずピンチ!」からの「機転を利かせて勝てた!主人公凄いぜ!」って展開自体はソーマに限らずいろんな漫画であるし、盛り上がる展開なので好きなんですけど、なんだろう、ソーマは「準備を尽くしたけど間に合わない」じゃなくて「出来る準備もせずに勝手にピンチになってる」って感じが大きいのかな。……一席二席相手の大事な大事な最終局面なんだぞお前らどっちがどっち作るかも決められてないとかナメてんのかよ……って思っちゃいました。

だってこっから一色と竜胆は負けるわけでしょ。しょぼいな!って思っちゃうでしょ。準備してきてない相手に負けるんだから。中村くんもこれでソーマえりなペアを認めなきゃいけないわけだから余程説得力のある展開にしないと納得がムズカシイですね…。

室温の変化に気付かない人がいたり、謎のスタミナ制が導入されたりの後なのでもはや期待はしていませんが…。

 

【火ノ丸】

ツイッターでも散々話題になっていましたが、指導における暴力について、親方が丁寧に結論を付けてくれました。バトへの火ノ丸の暴力についても指摘があったのは良かったですね。あれは火ノ丸に非はないし読んでてスカッとしましたが、同時に結構叩いてる人もいた印象なので。火ノ丸だって完璧な人間ではないのだ。

と、品格とか暴力とかの話はこれで綺麗にまとまっているし、「やり返したらお前まで向こうの土俵に立ってしまうぞ」的なよくあるお説教はその通りだなと思いますが、エルメェス兄貴の復讐が大好きな僕としては、ブチ切れ全開の火ノ丸が楽しみでなりません。でも川田先生この話どうやって収拾つけるのかなー。双方に納得のいく展開となるのか…?

 

【ゆらぎ荘】

後発も後発の負け確定ヒロインの告白イベントってどういう気持ちで見たらいいのだろう。まぁ消化にかかり始めたのはいいことですね…。

 

次号池沢くん襲来。どうなることやら…。