日記

ポルノグラフィティとジャンプとアドベンチャーゲームとお笑いで生きています。ツイッターに書きづらいことを書く予定です。

ロッキン備忘録その1

ロッキン行ってきました。初の夏フェス。重い腰をあげました。

「興味ある人以外興味ない」、「暑くてしんどい」等々、いろんな理由でずっと夏フェスを見送ってきたんですけど、今回ばかりはスルーできなかった。ポルノにスキマにスピッツエレカシにってこれは絶対行かなきゃなと。タイムテーブル発表がされた時はガッツポーズでしたね。まさか目当てが一つも被らないとは。スキマがグラスに昇格したのがでっかい。前年までの感じだとレイクでポルノの真裏とか有り得ましたからね。

ほぼ一日中グラスで休憩らしい休憩もあまりとらずというロッキンの楽しみ方としては微妙かもしれない過ごし方でしたけれどもめちゃくちゃ満足度高かったです。行ってよかった。

 

備忘録と銘打った通り以下は自分用メモ程度のレポです。

 

○持ち物

・リュック(クロークに預ける荷物を入れる用)

・ショルダーバッグ

・保冷バッグ&保冷剤

・冷凍したポカリスエット500ml×4

・日焼け止め

シーブリーズ

・制汗シート

・サングラス

・帽子

・塩タブレット

・少し大きめのファスナーケース(財布代わり)

・タオル×2

・着替えのTシャツ&靴下

・ビニール袋

・レジャーシート(同行の友達が持参)

とにかく熱中症が心配だったので、これでもかと暑さ対策をしていきました。シーブリーズや制汗シートはないよりまし程度でしたが、それ以外はほぼ必需品ではないかなと。あるとないとではぜんっぜん違いましたね。

ファスナーケースもおすすめです。財布を持っていくのは盗難が怖いので現金だけこれに入れて財布代わりとして使いました。クロークの引換券もすっぽり入ったのでちょっと大きめのを持っていって大正解でした。

 

○会場着~

・8時45分くらいに会場着。クロークを目指して迷いながら会場を歩く。スタッフに現在地を聞くと目的地までの行き方をとても丁寧に教えてくれたので助かった。

・観覧車近くのクロークにリュックを預ける。

・シートゾーンへ向かう。この時間でも日陰になっているとこは全部埋まっていた。結果的にシートゾーンEに拠点を確保。かんっぜんな日向で死ぬほど暑かったものの、グラスステージにかなり近い位置だったので、グラスをBGMに休憩なんて贅沢なこともできる良い位置だった。

・始まるまで拠点にいても暑いだけでなんにも良いことがないということで日陰を探してうろうろ。始まるまで茶屋ビレッジあたりの日陰に座って過ごす。風があって涼しかった。

 

MONGOL800

・「あなたに」と「小さな恋のうた」しか知らないけど、まぁスキマの前だしこの2曲聴けたら嬉しいし、ということでほどよく前の方で観ることに。

・この間ギターの人が脱退したので今回はWANIMAのギターの人がサポート。WANIMAみたいな顔してるな思ってみてたらWANIMAの人だった。

・モンパチも流石に盛り上げるのが上手で、朝イチからかなり人数の入ったグラスがかなり盛り上がる。モンパチってこんなに人気だったのか!

・僕も同行の友達も夏フェス初参戦でちゃんと盛り上がって楽しめるか不安視していたのだが、モンパチの時点でふっつーに盛り上がれたので杞憂だった。「あっこれが夏フェスの感じだ!」ってなった。

・「沖縄出身は僕らだけでなく、BEGINやオレンジレンジかりゆし58など沢山いますが、その中で、去年引退してしまった安室奈美恵さんの曲を、本人に怒られながらも勝手に受け継いでいきたいと思います!」と安室奈美恵のカバーも。モンパチ流のアレンジが凄かったので原曲がなんだか分からなかったけど。

空気階段のクローゼットのネタの時の鈴木もぐらのような格好をした謎のダンサーがほぼ全曲にわたってダンスで盛り上げていた。こういう分かりやすく盛り上げてくれる人がいるとほぼ曲を知らない僕らのような人でも分かりやすく盛り上がれるのでありがたいなぁと思った。終盤ではWANIMAのたぶんドラムの人も同じ格好をして出てきてダンスで盛り上げていた。

・「小さな恋のうた」の大合唱は楽しかった。「あっこれが夏フェスの感じだ!」ってなった(2回目)。これはもう今回見た全バンドで思ったことだけれども、ヒット曲ってのは本当に強い。

・最後の曲ではWANIMAのヴォーカルも出てきてコラボ。ヴォーカルが出来てた瞬間のWANIMAファンの女の人たちのダッシュがすごかった。人気なんだなぁ。

・WANIMAは嫌いだけれど、こういう場でゲストとして登場してコラボをしたらそら盛り上がるし、意外とすんなり受け入れられた。そんな自分にびっくりした。

 

・総じて、モンパチは夏フェス感を味わわせてくれるすげぇ丁度いいライブだった。こんな言い方したらファンに怒られそうだけど。

 

スキマスイッチ

・ぐんぐん前の方へと進むことが出来たので、かなり前、それこそWOWOWの中継に映るんじゃないかというくらいの位置で見ることが出来た。行こうと思えば最前行けた。「全く頑張らずにこんな前の位置とれちゃうんだ!?」と驚いた。

・「全力少年」のイントロが流れ、1曲目から全力少年か!?とびっくりしたが、これはOP映像だった。「全力少年」、「ボクノート」、「藍」などの過去のライブ映像が繋ぎ合わされた映像のあと登場。

・OPが終わるといきなり「奏(かなで)」。グラスステージで1曲目からバラードをやるのはなかなかないのでは。分かんないけど。最大のヒット曲がバラードだとこういうことも出来る。

・2曲目は「ゴールデンタイムラバー」。ハガレン効果か歓声も大きかった。この曲の人気が実感できたのは嬉しい。

・「何年か呼んで頂いていますがグラスステージは初めてです!…なんとかチケット代を取り戻そうっていう空気をひしひしと感じますね(笑)」

・「この炎天下にぴったりな曲をやりたいと思います!」という曲フリから「ガラナ」へ。「炎天下」のワードでピンときた人も多かったようでゴールデンタイムラバーに負けない大歓声があがる。今回のガラナは「チャラナ」という通称を持つチャラいアレンジバージョン。大橋くんの歌唱力が光る。

・「今回スキマスイッチを初めて見るって方どれくらいいますか?」と聞くと9割5分くらい?が手を挙げる。これを見て「すぐ下ろしてください!凹むから(笑)。我々もう15,6年やってるのに(笑)」。シンタくんも「全員挙げてなかった?(笑)」と2人とも笑うしかない感じ。まさかあんなに初めての人だらけとはなぁ。

・「次は新曲をやりたいと思います。シンタ君と2人で学生時代を思い出しながら書きました。タイトルはずばり『青春』です。」と「青春」へ。ちょうどこの曲の最中に心地よい風が吹いていて、サビの「ふわり」にぴったりだなぁと思いながら聴いていた。

・続いてまさかの「未来花」。シングル曲じゃないバラードを持ってくるとは。いや扱いはシングルみたいなもんだけど。アルバム発売時のインタビューで「『奏』に並ぶくらいの名曲ができた」というようなことを言っていたので2人ともかなり大切に思っているのだろう。グラスの5万6万の観客に聴いてほしかったのだと思う。

・続いてもまさかの「ミスターカイト」。シングル曲だしCMソングでもあるけれど、知名度的にやらないと思っていた。「AメロBメロとサビの曲調が全然違う」、「サビだけ知ってる状態でAメロから聴いた時に、サビで『え、これはあの曲だったの!?』と驚いてほしい」というのがこの曲のコンセプトのはずなので、初めて聴いた人たちのリアクションが気になるところ。狙い通り驚いてくれてたらいいなぁ。誰目線だか分からんけど。

・「まだまだ行けますかロッキンジャパン!」と煽って「Ah Yeah!!」へ。ハイキューのOPだったので知名度は結構あるのかな。ほぼ初めての人だったので予想はついていたけれど、サビのタオル投げをしていた人は本当に少なかった。サビの「Ah Yeah!!」に合わせてタオルを投げるんですよみなさん。

・ラスト1曲はもちろん「全力少年」。「知ってる人は歌ってください!あ、歌詞もモニターに出しますんで!」と煽ったこともあり全編にわたり大合唱。大橋くん全然歌ってなかった。と思ったけどGYAOで配信されてるのを見たら意外と歌ってた。初めての人だらけなのにフルコーラス大合唱出来てしまう。本当にヒット曲は強い。凄い盛り上がりだった。

 

・初のグラスということもあって、もっと「ボクノート」や「キレイだ」、「ユリーカ」など有名曲やアップテンポな曲を連発してくるかなと思っていたが、そこはスキマ。かなり攻めてきた。「Revival」外すんかいっていう。「青春」、「未来花」、「ミスターカイト」は正直非ファンの人別のステージ行っちゃうんじゃないか?と心配してしまったけど、ちゃんと聴いてくれた人は最近のスキマもいいじゃないかと感じてくれたかな。「全力少年」と「奏」だけ聴きに来た人たちに大橋くんの歌唱力の高さやバンド編成時の曲アレンジの凄さが伝わってたら嬉しい。

・大橋くんがギター持つたび「アイスクリーム シンドローム」来るか!?と期待したけどそこまで都合よくはいかず。野外の青空にこれほど似合う曲もないのに! 次回もあったらぜひともやってほしい。

 

○お昼休憩~~東京スカパラダイスオーケストラ

・スキマが終わり、急いで昼食を買いに茶屋ビレッジへ。一番並んでなかったオムライスを食べた。どーせなら名物らしいメロン丸ごとクリームソーダでもいっとく?という気分にもなったけど、並びすぎなのでやめておいた。

・この時点で実はちょっと見てみたかった赤い公園を断念。スキマ終わって昼を取るか赤い公園を取るかの選択だった。

・日陰でまったりお昼を食べているとスカパラが始まった。スカパラをBGMに休憩という贅沢をしていたが、「Paradise Has NO BORDER」の印象的でキャッチーなメロディーが聴こえてきたのでダッシュで拠点まで戻った。この曲好き。ボーカルの方が激しく煽るタイプだったのが予想外だった。

・続いても「美女か野獣」の主題歌だった「銀河と迷路」と知っている曲が来たのでテンションが上がった。どう考えても世代じゃない気がするドラマなのに知ってたのは夕方の再放送枠でやってたのを見たことがあったから。福山雅治って役者もやるんだっていうのをこれで知った気がする。余談。

・その後スペシャルゲストにモンパチのボーカルの人や奥田民生さんが登場。民生さん登場を受けてのダッシュが凄かった。民生さんは登場時に「桜井です!」、退場時に「桜井でした!」とボケてた。最新シングルでコラボしてるミスチル桜井さんが出てくるのを期待してた人はやっぱり多かったのかね。

 

・休憩と回復に専念してあんまりちゃんと聴けなかったのが残念。ポルノもホーン隊が入ってる曲いっぱいあるし、それ抜きにしても華やかなサウンドスカパラの曲嫌いなわけがないと思うんでCDでも借りてしっかり聴いてみたいなと思った。

 

エレファントカシマシ

・ポルノの前なので、それなりに前の方で観ることに。もともとエレカシもかなり楽しみにしていたので場所取り地蔵ではないっすよと一応明記。

・OPSEや映像はなく、シンプルに登場。それだけでかっこいい。

・お尻ぺんぺんをしてみたり、股の間から顔をのぞかせてみたり、靴を脱いで靴下に穴が開いているのを発見したり、と終始お茶目な行動をしていた。まぁこれらはテレビで見てる時から想像がつく振る舞いなのだけれど、これだけ変な(といっていいのか)行動を取っているのにもかかわらず、めちゃくちゃかっこいい。ミヤジはなんでこんなにかっこいいのか。

・「悲しみの果て」、「俺たちの明日」、「今宵の月のように」と有名曲3曲もしっかりやってくれた。

 

・予習不足で知らない曲も多かったが、エレカシに関しては知ってる知らない関係ないなと思った。生で見ることが出来てよかった。面白おじさんみたいな扱われ方をすることが多く、実際それも間違っちゃないよななんて思うのだけれど、なんだろうなぁ、現役の人に古き良きなんて言葉を使うのも間違っているだろうが、ロックンローラーというか、カリスマ性というか…。かっこよかったなぁってのがエレカシの感想です。